チェリーセージの育て方

チェリーセージの基本情報

科名:シソ科 Lamiaceae
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属名:サルビア属(アキギリ属)
   Salvia
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学名:Salvia microphylla
   Salvia greggii
   Salvia x jamensisSalvia microphylla x Salvia greggii
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流通名:チェリーセージ
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英名:(S. microphylla
   Baby sage
   Graham’s sage
   Blackcurrant sage
英名:(S. greggii
   Autumn sage
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原産:(S. microphylla
   米国アリゾナ州南東部~メキシコ山地
原産:(S. greggii
   米国テキサス州南東部~メキシコ中央部山地
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開花時期:5月~7月・9月~10月
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高さ:~1.3m
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耐暑性:やや強い
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耐寒性:やや強い
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チェリーセージの特徴

チェリーセージは、米国南東部~メキシコ原産のサルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)とサルビア・グレッギー(Salvia greggii)、それら2種を交配したサルビア・ヤスメンシス(Salvia x jamensis)などを指し、枝が木質化する低木性のサルビア類です。

花にサクランボのような果実系の香りがありサルビア・ミクロフィラの英名にブラックカラントセージという名もあります。

また自生地のメキシコでハーブ利用されており、葉はティーとして飲用され、花はサラダなど料理にそえるなどエディブルフラワーとして利用されます。

2種のサルビアともに基本種は赤花ですが、ピンク・白・紫・アプリコット色から赤白の複色などや斑入り葉の品種などもあります。

チェリーセージの管理と置き場所

チェリーセージは陽当たりよく、風通りと排水性の良い環境で育てます。

開花期は5月~7月・9月~10月(暖地では11月まで)で、高温期はまばらに開花するか花を付けなくなり、気温が下がり始めると開花を始めます。

耐寒性は品種によって差があり、およそ-5℃~-10℃くらいまでの耐寒性があります。

草丈・株幅ともに1~1.3m前後まで大きくなるため、鉢栽培の場合は定期的に鉢をサイズアップしながら根詰まりしないように育て、ある程度のサイズに育った株は地植えで育てます。

チェリーセージの年間管理表
 
チェリーセージの植え替え

植え替え適期は4月~5月・9月~10月です。苗や開花株を購入後、一回り大きな鉢、または花壇などに植え替えます。

鉢植えの場合は、成長にともない株に対して鉢が小さくなるようであれば、随時植え替えを行い鉢のサイズを大きくします。

ただし生育が旺盛で大きな株に育ち根詰まりも早いため、ある程度育った株は地植えにした方が管理しやすくなります。

地植えの場合は、陽当たりの良い場所に、排水良く根が張りやすいように土を作って植え付けます。

植え付ける場所の周囲に完熟堆肥や完熟有機肥料などを混ぜ込んでから植え付けると良いです。

チェリーセージの用土の選び方

市販の花や野菜用の培養土でも大丈夫です。またブレンドする場合は赤玉土小粒:腐葉土=7:3の土に植え替えもできます。

庭や花壇に植える場合は、完熟の牛糞堆肥や馬糞堆肥、肥料などを植えこむ周囲に混ぜてから植え付けます。

チェリーセージの水やり

チェリーセージの水やりは一般的な花の水の与え方に準じます。

鉢植えの場合は基本的に鉢の表面が乾いたら鉢下から水が出てくるまでたっぷりと与えます。

庭植えの場合は、植えた直後にたっぷりと水を与えた後は、おおむね雨まかせでも大丈夫です。

夏場は雨が降らない日が続くようであれば夕方あたりにたっぷりと水を与えます。

チェリーセージの肥料の与え方

チェリーセージは地植えの場合はあまり肥料を与えなくても良く開花します。

4月~5月の成長と開花が始まる時期に株の周囲に肥料を与え、夏の終わりから窒素成分を抑えて、リン酸成分が多めの肥料を与えます。

鉢植えの場合は肥料がきれることがあるので、開花中は花用の液体肥料を規定濃度に薄めて月に1回の頻度で与えます。

チェリーセージの剪定と切り戻し
花穂摘み

チェリーセージは花穂の花がある程度咲き進むと脇から次の花が立ち上がって開花します。

咲き終わった花穂は切り取ることで、次の花が咲きやすくなるため、適宜花穂を切り取ります。

切り戻し

夏に株姿が乱れている場合は、株の半分まで切り戻しを行います。ただし、高温期に葉がなくなるほどの剪定を行うと株が傷みやすいため、葉が残るような剪定を行います。

株が大きく育つと株元から木質化していき、株元から芽が出にくくなるため、適宜枝を深く切り込みつつ新しい芽がでるようにします。

あるいは早春で雪や霜の心配がなくなったあたりで、地上部分の枝を残しつつ強剪定することで根際から芽吹かせることもできます。

チェリーセージの増やし方

チェリーセージは挿し木で増やします。

挿し木

5月~7月あたりに行います。その年に伸びた新梢から先端部分を除いた3~4節ほどで切り取り、土に挿すところまでの葉を落として、挿し穂を水につけて給水させます。

鹿沼土か赤玉土小粒のような清潔な土を準備し、水をかけて湿らせた後、挿し穂を1節以上土の中に入るように挿します。発根剤などを使うと成功率が上がるのでお勧めです。

日陰で水を与えながら管理します。新芽が出始めたら発根したと考えられますので、根を傷めないよう土ごと苗を取り出し、植え替えします。

チェリーセージの病害虫

比較的病害虫に強いですが、害虫として「カイガラムシ」が発生することがあります。

害虫

「カイガラムシ」は葉の付け根や枝などに発生します。アブラムシ同様に陽当たりや風通しの悪い環境で発生しやすくなります。

陽が当たりにくい枝を間引き、風通しを良くするなどの環境改善も重要になります。

退治・治療方法

市販の薬剤またはスプレー剤で「花き」の登録と「カイガラムシ」が対象になっているものを使っていけば退治できます。

またアセフェートやクロアチニジンを含む粒剤を株の周囲に撒くことで予防や退治ができます。

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